6月29日(土)に白樺・車山・霧ヶ峰方面に撮影ツアーを行いました。
梅雨真っ只中で、数日前の予報は一日中雨だったのですが、直前の予報では午前中はなんとか持ちそうになっていました。
結果的には「最近の天気予報はホントによく当たる」という事になりました。
長野市を出発して、まずは白樺高原・御泉水自然園をめざしてバスは走ります。
五泉水自然園の場所はこちらです。
白樺国際スキー場からゴンドラで入園する事も可能ですが、今回は自然園のほぼ中央にあるビジターセンターまで行き、そこから入園しました。ここで一日散策しても廻りきれるかどうか、という位かなり広い場所になります。今日のツアーは自然園だけではないので、ビジターセンター周りの一部を散策して撮影しました。
2時間ほど散策・撮影したあと、ちょっと早めですが昼食をとりに白樺湖へ移動。いつもより朝が早かった分、そろそろお腹も空きますよね。
昼食後は白樺湖周りを少し撮影です。カモの親子や、観光客が連れていた柴犬が恰好のターゲットにされていました。
そしてバスはビーナスラインに入り、霧ヶ峰富士見台を目指します…が標高が上がるにつれどんどん濃くなる霧、パラつき始めた雨。そして到着。
とりあえずバスを降りますが、なんにも見えません。急に強くなった雨に全員でバスに戻ります。女神湖方面へ戻ろうか…あきらめムードが漂うなか、サーっと雨が上がりました。今しかない!とばかりに撮影開始です。厳しい撮影条件でしたが、幻想的な霧に誘われ、皆さん結構な数のシャッターを切っていました。
予定では霧ヶ峰車山肩へ向かうはずでしたが、このまま標高を上げても難しいだろう、という判断を下し、予定ルートにはない女神湖へ降りる事にしました。15人程の人数ですと、こういうところがフットワーク軽く動けますのでいいですね。大型バスレベルになると、こうはいきません。
女神湖で一時間ほど撮影。終了時間直前にかなり強い雨に降られましたが、午後はずっと降ったり止んだりを繰り返し、強い雨が降り続ける状況ではなかったので、覚悟を決めて本日の最終撮影地・八島湿原へ向かうことにしました。
もう一度ビーナスラインを登ります。30分ほどで八島湿原に到着です。やはり濃霧なのは相変わらず、むしろ道中のほうがましなレベルの濃霧で、しかも雨のおまけつき。
雨で足元が悪いうえ、木道が傷んでいるところもあるので、バスを降りて撮影するかどうかは各自の判断にお任せしました。一日を通して結構歩いているので、疲れもありますし、バスで休むのも良い選択かと思います。実際、雨もひどい時はかなり降っていましたので。
濃霧の八島湿原でしたが、「雨に濡れた木道が最高だった」という方もいて、お客様の熱いカメラマン魂を感じました。
さて、本日の撮影はこれにて終了となり、バスは帰路につきました。
決して好条件の撮影ツアーではありませんでしたが、怪我や大きなトラブルもなく、全員無事に帰還できたのが、まずは何よりでした。
また、初めて設定したルートに悪天候という事で、「撮る物あるのかな」と不安もありましたが、撮影に没頭する皆さんを見て、楽しんでいただけたようでなによりでした。
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