1月24日~25日実施の「富士山撮影ツアー」入賞作品が決定しました!
審査は、富士山を拠点として活躍の、二科会会員、流石匠先生。
撮影ツアー中も現地講師として、お世話になりました。
365日、富士山を見続け、多くの作品、その秀作を発表。
全国でも随一の富士山写真家として、認められています。
その気さくなお人柄と、確かな撮影技術、指導力に全国からも多くのファンが先生の元に訪れます。
今回は、山梨からわざわざ、アカオウ写真までお出かけいただき、店内で審査をしていただきました。審査の様子を交えながら、入賞作品をアップします(^^)
毎年、恒例の富士山撮影ツアー!
皆さん、同じ場所から同じ被写体=富士山を狙うので、当然、作品も似たような感じになります。しかし、微妙な構図の違い、露出の違い、数秒違うだけで変化する、光・雲・空。先生も一つ一つの作品を、時間をかけて丁寧に見ていました。
当然、私もお手伝い(^^)
特別に参加者全員に、先生の作品ポストカードをプレゼント!
先生からお土産としていただきました!
さらに、最優秀作品「流石匠賞」には副賞として、先生の作品を半切サイズにしてプレゼント! 気さくで気取らず、楽しい方でした!
受賞作品はこちらの10作です。
流石匠賞 「樹海で生きる」 相崎様
推 薦 「夕 照」 田中様
特 選 「森の怪獣」 宮崎様
準特選 「静 寂」 原 様
アカオウ賞 「穏やかな冬の日」 牧野様
入 選 「白妙の調べ」 小林様
入 選 「雄大な富士」 牛越様
入 選 「大 樹」 石川様
入 選 「お散歩」 青木様
入 選 「世界遺産」 宮川様
今回のトップは。まさかの樹海!富士山ツアーなのに、富士山ではない!
意外な発表に、先生に聞いてみました。
「全体に、良い作品に仕上がっています。刻一刻と変わる光の当たり方の変化をうまく捉えて、切り取り方も良い。全てのプリントの仕上げも上々。
トップ作品は、樹海の異様な雰囲気を、上手に表現している。
根の造形がうまく、流れを表現している。この時は曇天で光も少なかったが、的確な露出で捉えている。例年だと、4月5月あたりに苔の色が、この作品の様になるのだが、暖冬のせいか、早々に春の様になった。
例年、この時期にはまだ早い、春のような色合い、緑の苔の雰囲気をしっとりとした感じに、適切な露出で、綺麗に表現できていて、シャッターチャンスを逃さなかった、秀作です。」
と、絶賛していました。きっと数多くの富士山写真を見てこられた先生ですが、この樹海の作品の、新鮮さと、抜群の表現力に感嘆されたのでしょう。
最後に、先生はこんな事を言われました。
広角レンズを付けると、広角の目で見てしまう。
望遠レンズを付けると、切り取りの目で見てしまう。
どんなレンズを付けていても、常に、いろいろな画角で被写体を見れるようになることが重要です。
先入観をすてて、広角・標準・望遠・マクロ、いろいろな視点で景色を見て、いろいろ試してみれば、やがてそんな境地になれると思います。
そこにある、撮り方は一つではない。正解は、ない。
だから、いろいろ試しながら、写真を楽しみたいと思いました。
受賞作品の展示は、3月16日から、アカオウ写真店内にて!
各作品には、先生の講評が付いています。
ぜひ、ご来店ください!